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海と島と人間と・・・・旅が好き!


by Satoe-Umeda
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三丁目の夕日

風邪が咳になった。
気管支が弱いので、いったん咳になると厄介だ。
家の中で静かにしていよう。
で、ビデオを3本借りてきた。
そのうちの一本「ALWAYS三丁目の夕日」を観た。
原作はビッグコミック連載のマンガ西岸良平。
私はこの原作をリアルタイムで読んでいる。
大学を出て上京して、けっこうしんどい生活のなかで「ビックコミック」はオアシスだった。
そしてこの映画の舞台となる昭和33年、私は中学1年生だった。
テレビが家に来たときのこともよく覚えている。
冷蔵庫はなかった。
オガクズのなかに氷を買って冷やしていた。
あの頃、町には「氷売り」がいて、ノコギリでシャーッシヤーッと切り分けて、売っていた。
私は名古屋のど真ん中で育ったが、家はやっぱり、映画に出てくるあんな感じ。
私の父親も映画の自動車修理屋の父親のように気が短くて、平気で子供達をぶっ飛ばしていた。
どうしてかな。とても似ている。父親が反抗期の私をぶっ飛ばすと、「お父さん、やめて」と母がなかに入って大騒ぎするところまで似ている。
フラフープもリアルタイムでやった。
サンタクロースは小学生高学年までイルと信じていた。
「こけし」とか、わけのわからないものが枕元に置いてあって、サンタさんは「わかってないなあ!」とこどもこころに思っていた。
みんなみんな遠くにいってしまったんだな。
もうサザエさんの世界みたいに「神話」になってしまったんだ。
by Satoe-Umeda | 2006-07-29 01:01