海と島と人間と・・・・旅が好き!


by Satoe-Umeda
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12回目

そうして生きていることを、なまなましく深く深く実感したかった。
誰からも後ろ指を指されないで、常識の枠に収まっていて、怖いものには近づかず、良識ある文化人として、浮気はするけど、上手にしてなんてことは、金子さんには縁がなかった。
そおいう世界は、本当に生きているというヒリヒリした実感からは、遠い世界だからです。

「作品とは自分の恥のことだ」
最後になりましたが、作品を書く上では「こんなことを書いてはいけないと思うものを書きなさい」とよくいわれました。「作品とは自分の恥のことだ」と。
これはなかなか恐ろしい言葉です。こおいう作品を書くという覚悟を持つことは、自分を裸にして晒し者にするわけですから。

以上、おおざっぱに私に影響を与えたといおうか、私の生き方にずしんと届いた言葉のいくつかを紹介いたしましたが、結局、金子さんから受け取った一番大きなものは、私の場合一言でつづめていえば、「ヒリヒリした生の実感を、どれだけ沢山感じて生きていかれるかが、人生の勝負だ」ということです。
そのためには思うがままに生きよう。思うがままに生きるとは「人生、一寸先は闇」と覚悟することです。
長い間、聞いてくださってありがとうございました。
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by satoe-umeda | 2008-01-12 15:01