海と島と人間と・・・・旅が好き!


by Satoe-Umeda

越前クラゲ


e0006048_23221912.jpg巨大なクラゲである
大きいものでは
傘の直径が2メートル
重さが150キロから200キロ
色は褐色がかった桃色だ

ここ数年大発生を繰り返していた
2005年 今年の秋は過去最高
推定5億だそうだ

中国北部の東シナ海で産まれ対馬暖流に乗って
日本海一帯に漂っている

十月半ばには津軽海峡を渡って太平洋側に
十二月には房総半島に押し寄せて来る

東京湾でも見付かった
東京湾もクラゲで覆いつくされるのだろうか

定置網がその重さで破れている
1体100キロ以上のものが
何百とかかるのだ
1000も2000もかかる時もある
かろうじて魚が混じっている
それを選り分ける漁師たちの疲れた顔
被害は1網1千万とも2千万ともいわれている

その光景も
とりわけ
海のなかの光景も
不気味につきる

いや
日本という島の周りを
桃色や褐色の巨大クラゲが
ユラユラと漂い漂い
埋めつくそうとしている光景は
なにかを強烈に暗示している

陸の私たちが
笑っている間も眠っている間も
海のなかで
彼らはひたすら
増殖し続けているのだ

一度の排卵が2億から3億

食べる管と排泄する管と
生殖する管だけの
グニヤグニヤしたものが

続々と
音もなく
日本を取り巻いているのだ
[PR]
by Satoe-Umeda | 2005-10-14 23:25